ダイエット中に食べられる外食!ローカーヴ(LowCave®)で食べられるお得なメニューのご紹介
外食で糖質を抑えるのは難しい
スマート会員の皆様であれば、大なり小なり、食事の「カロリー」や「糖質」「たんぱく質」を意識してらっしゃるかと思います。
意識し始めると必ずぶつかる壁はいろいろあるのですが、特によく聞く壁の1つは外食の壁…
外食する時って糖質を抑えられなくない!?
みたいな相談、よくあります。
そんな時はこちらにまとめたようなアドバイスをさせて頂くものの、なかなか実行が難しいかもしれません…やっぱり外食は高カロリー・高糖質になりがちですよね…
そんなスマートチェーンが新たに提携させて頂くことになったさっぽろ糖尿病・甲状腺クリニック様(詳細はこちら)が実は…
『 糖尿病専門医としての使命感から適正糖質レストランを開業されている 』
ということで「外食の壁」に悩むスマートチェーン本部もひっくるめて、皆様にシェアさせて下さい!
適正糖質メニュー&ワインバーLow Cave
札幌駅から歩いて1分に位置するさっぽろ糖尿病・甲状腺クリニック本院の竹内理事長が経営するローカーヴ(LowCave)は、オフィス街の真ん中にあります。
ローカーヴ(LowCave)とは、Low Carbohydrate(低糖質)とCave(ワインの貯蔵庫)を合わせた造語。
竹内先生が20年以上前からずっと糖尿病の患者様に対する食事指導を続けて来られた中で
糖尿病でも外食を楽しんでほしい
そんな思いが常にある一方で
糖尿病の方にオススメできる飲食店があまりない…
という現実に直面し続けてきた結果
患者様の為に開業されたレストランになります。
(竹内先生の開業の想いにご興味おありの方はこちらもチェックください)
竹内先生が糖尿病の方から受け続けてきた相談
先生、私はもうフレンチ・イタリアンレストランには行けませんか?
先生、ラーメンはもう一生食べられませんか?
先生、蕎麦もダメなんですか?
こんな相談を毎日のように受けて来られ、多くの人にとって「生きる楽しみ」の1つである「食べる」ということを制限するよう助言しなければならないことについて常に葛藤してきたそうです。
医師が「生きる楽しみ」を奪っていいのだろうか?
普通だったら「やむを得ない」という結論に辿り着いて終わるのでしょうが、
竹内先生は…
糖尿病になっても食事を楽しめるイタリアンレストラン
を開業する決意をされました。
「糖尿病になってもオシャレして街に出掛けて美味しい食事を楽しみたい」
そんな患者様の想いを叶えるレストラン…
フレンチではなくイタリアンにした理由は色々あるのですが、
メインシェフの神シェフ(注釈:苗字が「神」という御名前です)の言葉を借りると
フレンチよりもイタリアンの方が、素材そのままを活かすから
という点も大きかったそうです。
シェフという職業柄、複雑な味付けをしたくなってしまうのですが、そうすると、どうしても糖質も増えるんですよ
とのこと。
【糖質を抑えること VS 美味しい料理にすること】
これらは基本的に対立してしまいそうなことなのですが、それを同時に叶えるのが、素材本来の味を活かす神シェフの発想です。
味を足していくのではなく、素材そのものの「甘み」や「旨み」を引き出すように調理することで、糖質は抑えられる。という発想。
例えば、神シェフが作るコーンスープ。
とっても甘くて感動的な美味しさなのですが、糖類はもちろん一切の調味料は使わず、とうもろこしの甘味のみで勝負してるそうです。
- トウモロコシの茹で方
- 茹でたトウモロコシの潰し方
- 潰したトウモロコシの沪し方
と、1つ1つの工程に創意工夫を重ねた結果のコーンスープの甘みは「本当にトウモロコシだけですか?」と疑いたくなるくらい、イイ感じの甘みなんです!
複雑な味付けを重ねるよりも、調理方法を1つ1つ工夫することで、食材が本来持っている「甘み」を最大限に感じられるように工夫を重ねること。
素材を活かす料理にこだわってきた神シェフの技術と、糖尿病専門医である竹内先生の想いが融合したイタリアンレストランなんです。
*ちなみに竹内先生はワインショップ(キャビネ・ドゥ・ヴァン・サッポロ)も経営されていて、そちらではフランスのサントル・ロワール地区のワインを専門的に扱っています。
そんなお二人が直面した、大きな課題が1つありました。
それが「パスタ(麺)の糖質の高さ」です。
巷には「糖質0麺」と称して、コンニャクや寒天、最近ではマメ素材の麺が売られており、それはそれで美味しいのですが、やっぱり「小麦の麺」の美味しさには及ばない…
そんな想い余って、
糖質約50%カットの適麺®
まで開発されました!
確かに、スマートチェーンでも、小麦粉以外の「糖質オフ麺」を紹介したりはしますが、一度食べてみて「なんか違うなー」と感じ、そのまま二度と食べてない人…多いんです。
かくいう私もそうですし笑
糖質にも、味にも妥協したくない竹内先生は「麺は小麦でいく」という方針にこだわってきました。
小麦をベースにしても糖質を抑えられる麺づくり…
さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニックの皆様で「健常な方」と「2型糖尿病の方」を対象に血糖値の上がり方を測定しながら、試作に試作を重ねられたそうです。
その最終結果は、学会に論文として発表もされています。健常な方も、2型糖尿病の方も、血糖値が上がりにくいことが証明されています。
以下に部分的に抜粋しますが、ごはんを食べた時の血糖値の上がり方の約50%(半分)程の上昇率で収まっています。
味に対する満足度が高いことも含め、学会発表までするあたりが、一般のレストランとは一線を画すところですね!
しかし、小麦粉をベースに糖質オフの麺を目指すことはとても難しいそうで、小麦本来の風味を極力損なわずに、糖質を削減していく工程を踏めば踏むほど「コストがとても高くなってしまう」とのこと…
そんな竹内先生の想いに応えてくれたのは、竹内先生の同級生が経営する、知る人ぞ知る製麺会社「まるたか」さん。
「麺道を究める」というコダワリの製麺会社さんということもありますが、社長さんが竹内先生の同級生という奇跡もあって、実現できたのが「適麺®」なんです。
これはもう…
まずは食べてみて頂きたい!
ということで、スマートチェーンとしては、どうしても会員皆様にオススメしたく…
患者様の為に、隠れ家的に運営されているローカーヴ、ワインショップ(キャビネ・ドゥ・ヴァン・サッポロ)の大床マネージャーにしつこくお願いした結果
さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニック10周年を記念して「今年6月だけ、主に患者様やご家族の為に」ということで提供されていた10周年記念適正糖質メニューを…
「指定運動療法施設(メディカルフィットネス)として提携させて頂くスマートチェーンの会員様も、さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニックの身内のような関係ですよね!」
そんな、やや強引なロジックを受け止めて下さり(笑)
このコラムを読んだ方限定で8月中に限り、ご提供頂けることになりました!
※たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございました。
オトク過ぎる10周年記念 適正糖質メニュー
- 適麺®メニュー(パスタ・ラーメン・蕎麦から一つ)
- 前菜3種盛り合わせ(神シェフおまかせ、その日に最も旬な食材で)
- 砂糖不使用デザート(季節を感じるデザート)
結論から申し上げますと、この内容でお値段1,000円(1,100円税込)は、利益0(またはマイナス?)だと思います。
まず「適麺®」という原材料そのものが高いのですし、糖質を抑制する為にシェフが自ら前菜のソースから何から何まで全て手づくりされているので手間暇もかかっているのです。
スマートチェーン会員皆様には、心からオススメできるとってもお得な情報です。
適麺®メニュー(パスタ・ラーメン・蕎麦から一つ)
〇パスタはトマトソース系、クリームソース系の2種から選べます。
ちなみに、一般的なイタリアンレストランのパスタは1食80~90gなのですが、こちらでは150gでのご提供。その点も「オトク過ぎる」と表現したくなる所以です。
ダイエットを意識されている方であれば、お二人で分け合ってもちょうどいいかもしれません。
〇ラーメンは醤油、塩の2種から選べます。
- 赤ワインラーメン 関ケ原たまり醤油(552kcal 糖質32.1g)
- Okushiri(奥尻)白ワインラーメン 魚介塩(535kcal 糖質34.7g)
ワインにもこだわるイタリアンレストランではあるのですが、上述の通り「ラーメンを食べたい」という患者様は多く、特別にこだわった2種を提供されています。
ラーメンは「ダイエットの敵」のようなイメージを持たれていますが、しっかりカロリーも糖質も抑えられています。
関ケ原たまり醤油は、宮内庁御用達の醤油。風味がとってもお上品でございます。個人的にはやみつきになりそうな1品です。
野菜たっぷりの塩も、さっぱりしてるのに塩味はしっかりあって大人気。日本酒やみりんを使用せず、低糖質ワインをベースに使用する等して、糖質を抑える工夫が施された1品です。
その他、お蕎麦も3種類用意されていますので、お好みにあわせて!
前菜3種盛り合わせ
神シェフがその日に最も旬で、最も自信をもって提供できる食材をチョイスした前菜です。
取材時は
1)絶妙な塩気・酸味のペテロナータ(活だこ・トマト・ジャガイモ・オリーブ)
2)絶妙な甘さのコーンスープ(道産トウモロコシ他)
3)自家製ピクルス盛り合わせ(ホワイトブロッコリー・パプリカ・キュウリ)
でした。
上述したコーンスープも感動的な味でしたが、ペテロナータやピクルスも、さっぱり美味しいです。
だしやソースなど既製品は一切使わず、素材が持っている「あまみ」や「うまみ」を最大限引き出せるように調理工程の1つ1つにこだわっているので、とても優しい味わいです。
砂糖不使用デザート
取材時はパンナコッタ by マンゴーソースでした。(写真は砂糖不使用ティラミス)
神シェフが、皮つきマンゴーそのものの皮を剥いて、まるごとすり潰して作ったソースがたっぷり乗っかってるパンナコッタ…美味しいに決まっております!
低糖質ワインも楽しめる
ドリンクは10周年記念メニューには含まれていませんが、ソフトドリンクはもちろん、竹内先生が経営するワインショップ(キャビネ・ドゥ・ヴァン・サッポロ)が厳選したワインも楽しめます。
もともと店名にも「ワインバー」と冠しているくらいなので、実は10周年記念メニューの1つ1つもワインに合う構成になっているそうです。
フランスから直輸入しているショップであり、ここでしか味わえない逸品も多数揃っています。
糖尿病専門医の竹内先生と日本ソムリエ協会認定のシニアソムリエである大床マネージャーが、奥尻島のワイナリーさん共同開発された低糖質ワインも楽しめます。
本来醸造の過程で、それなりの糖分を必要とするワインを低糖質で作るには、熟練の技術と大変なご苦労があるそうで、そうしたお話はまた別の機会にお伝えさせて下さい。
(そのあたりにご興味おありの方は、竹内理事長インタビューをご覧ください!)
お店のロゴやワインラベルやには糖尿病デーのシンボルとなるブルーサークルと、奥尻島にあるなべつる岩をイメージしたデザインが使用されています。
奥尻島なべつる岩
誰もが食事を楽しめますように
「健康的な食事」と聴くと、多くの方が「美味しさは我慢する」というような想像をしてしまいます。
ですが、食事は多くの人にとっての『生きる楽しみ』のひとつですよね。
「糖尿病になってもオシャレして街に出掛け、美味しい食事を楽しみたい」
そんな患者様の想いに触れる中、
糖尿病になったら食事は楽しめない。
というのでなく、
糖尿病であっても食事を楽しめるようにするにはどうすればいいのか?
そう悩み続けて来られ、ローカーヴを開業されたさっぽろ糖尿病・甲状腺クリニックの竹内理事長にレストラン開業に至る経緯などインタビューさせて頂きましたので、是非そちらもご覧ください。
ローカーヴというレストランがメニュー1つ1つにこだわっている理由を感じ取って頂けたら幸いです。
予約方法
10周年記念メニューは、このコラムを読んだ方限定で8月末まで提供していただけることになっていますので、
「スマートスタジオのコラムを見た」とお電話でお伝えいただき、ご予約をお願いします。
-注意点-
全ての食材は保存料などを一切使わない為、品切れになることがよくありますのでご予約をお勧めしますご来店時、代表者様のご記名をお願いしています。
前菜・デザートは、当日、シェフがセレクトして提供することは予めご了承くださいませ。
※たくさんの方にご来店いただき、終了しました。ありがとうございました。
店舗情報
知る人ぞ知るLowCave®(ローカーヴ)は1Fがコワーキングカフェになっているビルの地下にあります。
外観の入口は奥尻島、なべつる岩がモチーフとされており、お店の目印ともなっています。
LowCave®(ローカーヴ)
〒060-0002 札幌市中央区北2西3-1-29 タケサトビル地下1階
TEL&FAX 011-596-0876
営業時間
ランチ 11:30~15:00(LO 14:00)
ディナー 17:00~22:00(LO 20:00)
定休日
日曜・祝日(月曜日ディナー/土曜日ランチ)