【栄養成分表示の見方を解説】商品パッケージを見てダイエットを成功に導こう
市販されている多くの商品は、栄養成分表示が義務化されているため購入する前に"どのような物が使用されているのか"を確認することができます。
この栄養成分表示を見て、選ぶ癖をつけることはダイエットを成功に導くためにとても大切なことです。
今回はそんな栄養成分表示についてご紹介します。
栄養成分表示とは
加工食品や添加物は食品に含まれる、栄養成分に関する情報を明らかにする必要があります。これは私たち消費者にとって適切な食生活が送れるよう、栄養成分表示がされているのです。
※小規模事業者が販売した食品などは栄養成分表示が省略されていることがあります。
規定の栄養成分
表示されている栄養成分には規定があり食品表示基準別表第9に記されています。
その中でも
- 熱量(エネルギー)
- たんぱく質
- 脂質
- 炭水化物(糖質と食物繊維)
- ナトリウム(食塩相当量で表示)
これら5つの栄養成分は、必ず表示しなければならないという決まりがあります。
他に表示が推奨されている栄養成分として、飽和脂肪酸や食物繊維があげられます。
その他商品によって任意で表示されている栄養成分にも違いがあり、例として牛乳の栄養成分表示を確認してみると"カルシウム"が記載されていることがわかります。
栄養強調表示
パッケージに「低〇〇」や「〇〇控えめ」と記載されて販売されている商品を見かけることがありますよね。
ダイエット中であれば、それらの文字を見て購入を決める事もあるかもしれません。
実はこの強調した表記にもしっかりとした決まりがあるのです。
補給ができることの表示
補給ができることの表示 | |||
強調表示の種類 | 高いことを表す | 含むことを表す | 強化されていることを表す |
基準 | 基準値以上であること |
| |
表現例 | 高〇〇 〇〇豊富 | 〇〇供給 〇〇含有 | 〇〇30%アップ 〇〇2倍 |
該当する栄養成分 | たんぱく質 食物繊維 亜鉛 カリウム カルシウム 鉄 銅 マグネシウム ナイアシン パトテン酸 ピオチン ビタミンA,B1,B2,B6,B12,C,D,E,K及び葉酸 |
適切な摂取ができることの表示
適切な摂取ができることの表示 | |||
強調表示の種類 | 含まないことを表す | 低いことを表す | 低減されたことを表す |
基準 | 基準値未満であること | 基準値以下であること |
|
表現例 | 〇〇ゼロ ノン〇〇 | 低〇〇 〇〇ライト | 〇〇30%カット 〇〇ハーフ |
該当する栄養成分 | 熱量 脂質 飽和脂肪酸 コレステロール 糖類 ナトリウム |
添加していないことの表示
糖類を添加していない表示 | ナトリウム塩を添加していない表示 | |
基準 |
|
|
表現例 | 糖類無添加 | 食塩無添加 |
※参考:消費者庁「栄養成分表示について」より
ダイエット中に確認すべきことは?
栄養成分表示についてご紹介しましたが、実際にダイエット中はどの部分を確認して選ぶようすればよいのでしょうか?
まずは、
- たんぱく質
- 脂質
- 糖質
この3つの数値を意識してみていただきたいです。
1食で意識してほしい数値
上記でご紹介したたんぱく質、脂質、糖質は実際にどのくらいの数値を目指せばいいのでしょうか?
たんぱく質 | 15~20g |
脂質 | 15g以下 |
糖質 | 50~70g |
※上記値は一般的なダイエットを目指す方に向けた数値です。
注意
栄養成分表示に表示されている炭水化物は、糖質と食物繊維を合わせた数値が記載されています。
全ての商品が「炭水化物が高いから糖質が高い」ということではありません。
あくまで糖質の数値を計算してみてくださいね。
外食やコンビニなどでお食事を選ぶ時は、上記表の数値を超えないように組み合わせてみてくださいね。
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栄養成分表示を確認する癖がついたら…
栄養成分表示のたんぱく質、脂質、糖質の数値を確認する癖がついてきた!という方は、ナトリウム(食塩相当量)もぜひチェックしてみるようにしてみてくださいね。
私たち日本人は塩分過剰と言われており、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の調べによれば1日平均で、男性:10.9g 女性:9.3g を摂取していることが報告されています。
塩分の摂り過ぎはダイエットの大敵でもある、むくみの原因になりかねません。
栄養成分表示を確認する癖がついてきたときは、確認する項目を増やして1日の塩分摂取量も意識してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダイエット中のお買い物はぜひ商品パッケージ、栄養成分表示を確認するようにしてみてくださいね。
何事も始めたては意識をしていても、つい「忘れてしまっていた!」ということは誰にでもあります。
「私はダイエットに向いていないかも…」と落ち込むのではなく、次の買い物から忘れないようにしよう!と気持ちを切り替えることも、ダイエットを取り組むにあたって大切なことです。
なるべくストレスを溜めないように、理想の自分を目指していきましょうね。
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