朝昼晩でパフォーマンスアップ!|管理栄養士マチコ先生のスマートコラム

ストレスに弱くなる朝食欠食
4月は新社会人や転勤、転職、進学など新しいことにチャレンジする人が増える時季です。
希望や不安で心がいっぱいになることでしょう。私も何度か転職経験があるので、その気持ちはよく分かります。1ヵ月もすれば環境に慣れるので、大丈夫。それまでは自己嫌悪に陥らず、前向きに毎日を過ごしてほしいですね。
生活や仕事が変わると時間が減ったり、外食が増えたり、疲労やストレスが溜まったりして、食生活が乱れやすくなります。食事をおざなりにするとダメージを受けるのが、体と心。その結果、五月病など体調不良の原因になってしまうのです。
また、乱れた食生活は習慣化しやすいので気をつけましょう。
まずは、朝食を食べることが大切。体内時計を整えるためには、起きて1時間以内に朝食を摂ることが理想的です。朝食を抜くと自律神経が乱れやすくなり、ストレスに弱い体をつくってしまいます。
さらに筋肉量が減少して代謝が落ちたり、昼食のドカ食いや間食をしやすくなったり、便秘の原因にも。そして体重増加の一途を辿っていくことになるのです。
これまで朝食を抜いていた人も、ヨーグルトなど自分が食べやすい物から試してみてはいかがでしょう。
昼食は糖質過多にご用心
昼食が菓子パンやおにぎりだけ、ラーメン+炒飯など糖質に偏ると、血糖値の乱高下(血糖値スパイク)が起こり、食後の強い眠気や倦怠感、集中力の低下につながります。昼食は、たんぱく質や野菜類もしっかり摂ることを意識しましょう。
昼食に何を食べるかで、午後からの仕事や勉強のパフォーマンスは変わってきます。
夕食の食べ過ぎは老化へまっしぐら
夕食は主食を少なめにして、おかずはたっぷり食べるとさまざまな栄養素が補給できます。残業などで食事が遅くなる時は、主食を控えて、腹8分目にするとよいでしょう。
寝る前にお腹いっぱい食べてしまうと、体をメンテナンスする成長ホルモンの分泌が減ってしまいます。成長ホルモンは、寝ている間に一日の約70%が分泌されますが、これは空腹であることが条件。食べてすぐに寝ると、成長ホルモンの分泌が減少し、翌朝スッキリ起きられなくなったり、疲れがいつまでも残ったりします。
また、成長ホルモンは免疫機能や記憶力の向上、肌の活性化などの働きがあるため「若返りのホルモン」とも呼ばれています。成長ホルモンが不足すると、老化も進みやすくなるので、寝る前の飲食には注意しましょう。
新年度から朝・昼・夕の3食をきちんと食べる習慣、身につけてみませんか。皆さんの体と心が、食生活によって健やかに変わっていくことを願っています。

【 プロフィール】
- お食事のカウンセリングサロン「colan」代表
- 管理栄養士・料理家・コラムニスト
【 経歴 】
- 北海道北見市出身
- 天使女子短期大学(現 天使大学) 食物栄養学科 卒業
- 食事指導の企業で食事相談業務を行う
- 雑誌の編集者として取材、文筆業を行う
- 大手料理教室の料理講師として和洋中全般、美容に関する料理を教える
- 高齢者施設では栄養科長/管理栄養士として多くの実績を積む
- 現在はフリーランスの管理栄養士として活動中
- 2020年よりオンライン食事カウセリングを開始
- 2021年よりスマートチェーンでのオンライン食事指導を開始
