管理栄養士考案|健康ダイエットレシピで寒い冬を乗り切ろう!<鶏肉のごま生姜醤油焼き>
今の時期は日中と朝晩に大きく気温差があるため、身体を壊しやすくなってしまう時期でもあります。
今回は身体を温める栄養素でもある"たんぱく質"を使ったレシピのご紹介です。
良質なたんぱく質を食事から摂取していきましょう。
鶏肉の効果
一般的に鶏肉と言えばニワトリの肉を指し、世界中でさまざまな料理に使われています。
実は鶏肉には身体を温め、食欲不振を改善する作用があります。
消化吸収もよくエネルギーを増強させ、活動力をつけてくれることからも体力強化にピッタリな食材なんです。
鶏肉の主な栄養素
- コラーゲン
- たんぱく質
- ビタミンA
- ビタミンB6
特にむね肉部分には、疲労回復効果のあるイミダペプチドが多く含まれています。
部位ごとの栄養価
鶏肉は栄養素も豊富ですし、部位によってはカロリーが低いことからダイエット中や身体づくり中に摂り入れる食材としても有名です。
そんな鶏肉の部位ごとに
- エネルギー
- たんぱく質
- 脂質
をご紹介します!選ぶ時の参考にしてみて下さいね。
鶏肉の部位(100g) | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 |
手羽(皮つき) | 182kcal | 23.0g | 10.4g |
むね(皮つき) | 229kcal | 19.5g | 17.2g |
むね(皮なし) | 113kcal | 24.4g | 1.9g |
もも(皮つき) | 234kcal | 17.3g | 19.1g |
もも(皮なし) | 128kcal | 22.0g | 4.8g |
ささみ | 105kcal | 24.6g | 1.1g |
なんこつ(胸肉) | 54kcal | 12.5g | 0.4g |
鶏肉のごま生姜醤油焼き
鶏モモ肉のごま生姜醤油焼き【1人分】
材料
- 鶏もも肉(皮なし) 150g
- ☆おろし生姜 5g(1片)
- ☆醤油 大さじ1
- ☆本みりん 大さじ1
- ☆料理酒 大さじ1
- 白ごま 大さじ1
- ごま油 天パンに塗る分
- ししとう 2本
- お好みのキノコ 30~50g
- 塩 少々
作り方
*事前準備*
- オーブン
- 天パン(オーブン用の鉄板)
- ボウル
- 白ごまをフライパンで香りがでるまで炒る
- ボールに①で炒ったごまと☆を混ぜ、鶏肉を30分程度漬け込む
- 鶏肉を漬け込んでいる間にししとうのヘタと種を取り、きのことししとうは水洗いをして塩をふっておく
- 天パンにごま油をキッチンペーパーで塗り伸ばし、漬け込んだ鶏肉を並べ200度のオーブンで10分焼く
- 10分経ったら一度オーブンを開け、ししとうときのこを入れ追加で10分焼く
- 10分経過したらオーブンから取り出し、鶏肉を一口サイズに切り盛り付ければ完成
栄養価(1人分)
- カロリー:277kcal
- たんぱく質:25.3g
- 脂質:12.7g
- 糖質:12g
- 食塩相当量:2.6g
レシピポイント
今回のレシピポイントとアレンジ方法をご紹介します。
ごまの効果は色によって違う
ごまは白ごま黒ごまと分けられますが、実は効果が違うということをご存じですか?
黒ごまには肝臓や腎機能を向上させ、老化による冷えや白髪の改善などアンチエイジング効果も期待できます。
白ごまは身体を潤す働きが高くなるため、乾燥肌やお通じの改善効果が期待できます。
目的に合わせてごまの種類を変えて調理してみてもいいですよね◎
ごまの香りを更に楽しむために…
ごまの香りをもっと楽しみたい場合は、炒ったごまをキッチンペーパーに包み、その上から包丁でザクザクと切る"切りごま"にアレンジしてみましょう!
ダイエットを頑張る方は
今回のレシピではジューシーなもも肉を使用しましたが、ダイエットを頑張る方はよりヘルシーな"むね肉"で作ってみましょう!
むね肉はパサついて苦手…と感じる方も、このレシピには生姜や酒が入るため柔らかく召し上がることができますよ◎
まとめ
こちらのレシピは1食分の必要たんぱく質が摂取でき、低糖質なのでダイエットを意識している方にはぜひ試して頂きたいです。
体調を崩しがちなこの季節だからこそ、たんぱく質を意識的に摂り入れるように意識してみましょう!