突然ですが、皆さんは日常的に「背伸び」をする機会はありますか？
肩に痛みがあり、手を挙げられない…という方でなければ、誰でも簡単に日常生活の中に取り入れることができる簡単な運動となります。
あまり知られていませんが、実は「背伸び」は身体にとって様々ないい影響があります。
今回は簡単に行うことが出来る「背伸び」についてまとめたコラムをお届けします。
「背伸び」習慣を身につけて健康を手に入れてみませんか？気になる方は是非、最後までご覧ください！！
▼この記事を読んで欲しい方
- 背伸びをする習慣がある方
- 背伸びをする習慣がない方
- 簡単にできる健康習慣を知りたい方
- 日常生活に取り入れやすい運動習慣を知りたい方
- 誰でもできる運動習慣を知りたい方
- 簡単に幸せホルモンを出したい方
- 背伸びを行うことでのいい影響は何かを知りたい方
- 背伸びをしたときに使われる筋肉には何があるかを知りたい方
- 背伸びの正しいやり方を知りたい方
▼この記事を読んで分かること
- 背伸びを行う身体へのいい影響とは？
- 背伸びをしたときに使われる筋肉とは？
- 背伸びをしたときに使われる背中の筋肉には何があるか？
- 背伸びをしたときに使われる肩の筋肉には何があるか？
- 背伸びをしたときに使われる胸の筋肉には何があるか？
- 背伸びをしたときに使われる腹部の筋肉には何があるか？
- 背伸びをしたときに使われる脚の筋肉には何があるか？
- 背伸びをすることで幸せになるって本当？
- 背伸びの正しいやり方とは？
背伸びを行う身体へのいい影響とは？
まずは背伸びを行うことで得られる身体へのいい影響についてご紹介していきます。
背伸びにはいくつかの健康に関するメリットや、体調を整えるために役立つメリットがあります。主なメリットは以下に記載していきます
1.筋肉の柔軟性向上：
- 背伸びを行うことで、特に背中や肩、腰周りの筋肉を伸ばすことに繋がり、各筋肉の柔軟性が向上します。筋肉が動きやすく、使いやすくなることで、日常生活での動作が楽になり、身体が軽く感じられることがあります。
2.血行促進：
- 背伸びを行うと、筋肉が引き伸ばされることによって血流が良くなり、体内の酸素や栄養素が効率よく供給される状態を整えることが出来ます。特に長時間座っている状態が続いたときには筋肉や関節が固まってしまい、血流が阻害されてしまう場合があります。長時間同じ姿勢が続いたときなどには特に、血行不良を改善する効果があります。
3.姿勢改善：
- 背伸びを行うと、背中を反らせる動作が含まれるため、自然と姿勢が良くなります。特に猫背や巻き肩になりやすい方にとって、背伸びは姿勢を改善するための有効な方法であると言えます。
4.ストレス解消：
- 身体を大きく伸ばすことは、リラックス効果をもたらします。肩や首周りの緊張を和らげ、心地よい状態であるということを感じることでストレスが軽減されることがあります。
5.体幹の強化：
- 背伸びの動作を繰り返すことで、体幹の筋肉を鍛えることにも繋がります。特に腹筋や背筋など身体を支える軸となる体幹部がしっかりと使われ、身体のトータル的なバランス感覚が向上します。
6.背骨の健康維持：
- 背伸びは脊柱に良い影響を与えます。背伸びによって背骨を伸ばすことで、椎間板への圧力が軽減され、長時間の座り仕事や立ち仕事による疲労を軽減する助けになります。
7.リフレッシュ感：
- 長時間の作業後に背伸びを行うことで、精神的なリフレッシュ効果を得られることがあります。身体を伸ばすことで「元気が出る」ような感覚を感じることが出来、次の活動に向けた活力がわきやすくなります。
背伸びはシンプルながら、全身の健康にプラスの影響を与える効果があるため、ぜひ日常的に取り入れたい習慣であると言えます。
背伸びをしたときに使われる筋肉
次に実際に背伸びを行った時に使われる筋肉をご紹介していきます。
背伸びをするときに使われる主な筋肉は次の通りです
1.背中の筋肉：
- 脊柱起立筋：背中の中央に位置し、背骨を支える役割を果たしている筋肉です。背伸びをするとき、脊柱起立筋が伸びることで背筋が伸びる感覚を感じます。
2.肩の筋肉：
- 三角筋：肩の上部にある筋肉で、腕を上に伸ばす際に働く筋肉です。
- 僧帽筋：肩甲骨の周りに位置し、肩を引き上げたり、背伸びすることで肩甲骨が動くのをサポートしている筋肉です。
3.胸の筋肉：
- 大胸筋：胸の上部を構成する筋肉で、腕を前に伸ばすときに少し使われますが、背伸びの動作でも軽く使われることがあります。
4.腹部の筋肉：
- 腹直筋：背伸びをする際に、体を反らせる動きに関与します。
5.脚の筋肉：
- 大腿四頭筋：足を地面にしっかりと固定するため、脚の筋肉も少し使われる可能性があります。
背伸びは全身のストレッチであり、これらの筋肉が協調して働くことで、身体全体が伸びてリフレッシュされる感覚が得ることが出来ます。
背伸びをすることで幸せになる？
あまり知られていませんが、実は背伸びをすることで幸せになる？なんて効果もあります！
厳密には、幸せホルモンと言われている「セロトニン」という成分が背伸びをすることで分泌されるという流れになります。
セロトニンは「幸せホルモン」や「気分を安定させるホルモン」とも呼ばれ、心の健康に重要な役割を果たす神経伝達物質です。背伸びがセロトニンの分泌を促進するメカニズムについて詳しく説明していきます。
1.ストレッチや運動によるセロトニンの分泌
- 背伸びは軽いストレッチ運動の一種となります。身体を大きく伸ばすと、筋肉や関節が刺激され、身体がリラックスする反応が起こります。こうした身体的な動きは、脳内でセロトニンを分泌させることが知られています。
- 特に、リラックスとストレス解消の効果がセロトニンと関連しており、背伸びを行うことで、心身の緊張がほぐれ、セロトニンが増加しやすくなるという研究結果も報告されています。
2.深呼吸とセロトニン
- 背伸びを行うときに、自然と深呼吸を行っている場合が多いです。深呼吸は自律神経を整え、リラックス効果を促進します。この過程でもセロトニンが分泌されやすい状態となります。深い呼吸によって酸素供給が増え、脳や体に良い影響を与えるとともに、セロトニンの分泌も促進されます。
3.ポジティブな感情の促進
- 背伸びをして身体を大きく伸ばす動作は、身体的に「解放感」を感じさせる傾向があります。身体を伸ばすことで、ストレスや不安が軽減し、ポジティブな感情が生まれます。セロトニンは感情の調節に関与しており、ポジティブな感情が高まると、セロトニンの分泌も増えることが研究で示唆されています。
4.日光を浴びることとの関連
- セロトニンは、日光の影響を受けやすい物質と言われています。背伸びをしてから、外に出て日光を浴びることで、さらにセロトニンの分泌を促すことが出来ます。特に朝日を浴びることがセロトニンの分泌に良い影響を与えるとされています。
結論
背伸びは、身体を伸ばすことによって血行を促進し、筋肉をリラックスさせ、セロトニンの分泌を増加させる効果があります。そのため、背伸びは気分を良くし、ストレスを減らす手助けとなることが多いです。日常的に背伸びを行うことで、心身の健康を保ちやすくなると言えます。
背伸びの正しいやり方
背伸びのやり方はとても簡単ですが、正しく行うことでより効果的に筋肉を伸ばし、心身共にリラックスをすることができます。以下のステップを見ながら一緒に背伸びを行ってみましょう：
基本的な背伸びの方法
立って行う背伸び
- 立ち姿勢を整える：足は腰幅程度に広げ、膝を軽く曲げてリラックスした状態を作ります。そのまま、肩の力を抜き、まっすぐに立ちます。
- 腕を上げる：両手を伸ばして、ゆっくりと頭上に向かって腕を上げていきます。このとき、手のひらを向かい合わせにするか、手のひらを上に向けるとより伸びやすい状態をつくることが可能です。
- 全身を引っ張る：両手をしっかりと伸ばし、身体全体を上に引っ張るような感覚で背筋を伸ばしていきます。足の裏で地面をしっかりと押し、背中を大きく反らせるようなイメージで伸びを感じましょう。
- 深呼吸をしながら伸ばす：背伸びをしながら深呼吸を行うことで、リラックス効果を増加させることが出来ます。3〜5秒間、全身を伸ばして、その後ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
座って行う背伸び
- 座った姿勢を整える：椅子に座り、背筋を伸ばして足を床にしっかりとつけた状態をとります。肩の力を抜き、手を膝の上に置いてリラックスした状態をスタートポジションに設定します。
- 腕を上げる：両手を伸ばして、ゆっくりと頭上に向かって腕を上げます。背中を伸ばすように意識しながら、少し背中を反らせます。
- 背筋を伸ばす：頭から足先まで、一本の直線になるように全身を引き伸ばす感覚で行います。
- 深呼吸をする：背伸びをしながら深呼吸を行い、筋肉の緊張を和らげます。数秒間その姿勢を保ち、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
背伸びをする際の注意点
- 無理をしない：背伸びをする際に痛みを感じることは避けましょう。少し気持ち良いと感じる程度で十分です。痛みを感じたらすぐにストレッチを中止してください。特に肩の痛みや、腰の痛みを抱えている場合には注意が必要です。痛みがある状態で無理にストレッチを継続することで状態を悪化してしまう危険性があるため、注意しましょう。
- 呼吸を止めない：背伸びを行っている最中には呼吸を止めないように注意しましょう。深呼吸を意識し、リラックスすることが大切です。
- 身体の中心を意識する：背伸び中は、体が前後に倒れないように、身体の中心（特に腹部と骨盤）を意識してバランスをとりましょう。
さらに効果的に背伸びをするために
- 足を使った背伸び：足をしっかりと床に踏み込みながら伸びることで、足の筋肉や脚の裏側も伸びるため、全身がリフレッシュされやすくなります。
- 反動を使わない：急に体を引っ張ったり反動を使ったりしないように、ゆっくりと伸ばすことで筋肉が十分に伸び、効果的にリラックスできます。
背伸びを毎日少しずつ行うことで柔軟性が増し、リラックス効果や体調改善が期待できます。
まとめ
いかがでしたか？
今回は意外と知られていない「背伸び」の効果についてまとめたコラムをお届け致しました。
背伸びを行うことで幸せになる？！なんていうこともありえますので、簡単にできる背伸びの運動から日々の運動のひとつとして取り入れてみてください！！
今回は簡単にできる背伸びの方法をお伝えしましたが、背伸びにもたくさんの方法があります。自身に合った方々で実践することが大切ですので、まずは基本的な背伸びから実践してみてください！！
また、背伸びを行う際には無理をせず、リラックスした状態で行うことが重要なポイントとなります。
痛みがある状態で行うことで効果が半減してしまう可能性があるため、注意しましょう。
また、今回の背伸びのような簡単な内容で自宅で実践することができる運動を店舗スタッフから聞くことも可能です！！
店舗でコーチと一緒に運動を行うだけだと足りない部分が出てきてしまいます。
そんな時に簡単に自宅で自分でできるストレッチやトレーニングの方法をお伝えする機会は多くありますので、気にあるという方はどんどん店舗スタッフに聞いてみてください！！
最近では、動画サイトやSNSなどで知りたい運動を見つけることが可能です。ですが、動作が見ながら実践をしたときに自分に合った方法なのか？自分は間違えなくできているのか？という部分でどうしても課題が残ってしまいます。
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