健康運動実践指導者とは?役割と資格取得・更新方法を解説
コチラの記事では『健康運動実践指導者』とはどのような資格なのか?
資格取得方法や更新方法まで、ご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
健康運動実践指導者
『健康運動実践指導者』は平成元年に養成開始しました。
もうひとつの健康運動指導士と両輪となり、生涯を通じ国民の健康づくりに貢献している資格です。
現在日本が直面している健康課題、生活習慣の乱れやストレスが健康に及ぼす影響。
さらには子どもたちの発達段階をふまえた健康教育にも生かしていける資格です。
そのため「個々人の身体状況に応じた安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成と指導をする」という意識に加え、平成19年度からは「生活習慣病にかかる可能性のある"ハイリスク者"への個別指導・健康支援」を行う目的として養成されています。
『健康運動実践指導者』は、運動やフィットネスの指導を通じて、人々の健康維持・増進をサポートする専門職です。
日本では、特に『健康運動指導士』とも呼ばれることがありますが、『健康運動実践指導者』は主に以下のような役割や資格を持っています。
役割や資格
健康運動実践指導者は令和5年3月時点で、18,552人(女性:10,318人 男性:8,234人)が運動による健康づくりを担っています。
個別指導
クライアントの健康状態や運動歴に基づき、適切な運動プログラムを作成・指導します。
個々のニーズに合わせたトレーニング計画を提供し、健康増進やダイエットをサポートします。
グループ指導
フィットネススタジオや公共施設で、エアロビクスやヨガ、ピラティスなどのグループエクササイズクラスを担当します。
多くの参加者に対して、安全で効果的な運動を提供します。
健康教育
運動だけでなく、栄養や生活習慣改善についてもアドバイスを行い、総合的な健康づくりを支援します。
ワークショップやセミナーを通じて、健康に関する知識を広めます。
リハビリテーション
高齢者や運動機能が低下している人々に対して、安全な運動プログラムを提供し、リハビリテーションをサポートします。
医療機関や福祉施設と連携することもあります。
企業の健康管理
企業や団体の健康管理プログラムの一環として、社員の健康維持・増進を目的とした運動指導を行います。
オフィスでの簡単なエクササイズやストレッチなどを教えることもあります。
取得方法
健康運動実践指導者の称号は図のように講習会を受講する、または養成校の養成講座を修了し認定試験に合格した方のみが健康運動実践指導者台帳に登録されます。
受講資格者
講習会を受講するためには、下記のいずれか一つに該当している必要があります。
- 体育系短期大学または体育専修学校(2年制)もしくはこれと同等以上の学校の卒業者(卒業見込み含む)
- 3年以上運動指導に従事した経験のある者(規定算出方法あり)
- 運動指導に関連する資格を有する者※1
- 保健医療に関する資格を有する者※2
- 学校教育に関する資格を有する者(教科不問)※3
※1)運動指導に関する資格例
健康運動指導士/グループエクササイズフィットネスインストラクター(GFI)/スポーツプログラマー/アスレティックトレーナー/日本スポーツ協会公認コーチ1~4/基礎水泳指導員/JATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)/NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)/NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS)/レクリエーション・インストラクター/中高老年期運動指導士/高齢者体力つくり支援士/NESTA公認パーソナルフィットネストレーナー(NESTA PFT)
※2)保健医療に関する資格例
保健師/管理栄養士/看護師/准看護師/助産師/薬剤師/栄養士/あん摩マッサージ指圧師/はり師/きゅう師/柔道整復師/理学療法士/作業療法士/臨床検査技師/社会福祉士/精神保健福祉士/公認心理師/介護福祉士/介護支援専門員/保育士/介護職員実務者研修修了者(ホームヘルパー1級)/介護職員初任者研修修了者(ホームヘルパー2級)
※3)学校教育に関する資格例
幼稚園教諭/小・中・高等学校教員免許
講習会
基本的な講習会は1日5講義(1講義90分)で行われます。
養成講習会用テキストは書店等での販売はされておらず、受講決定通知後に受講料のお振り込みが完了した方から随時発送される流れです。
登録更新
『健康運動実践指導者』の資格は、5年毎の更新が必要です。
認定更新講習会に関しては会場によって単位数などが異なるため、下記ページをご覧ください。
公益財団法人 健康・体力づくり事業財団『登録更新のための認定講習会一覧ページ』
更新を忘れてしまった場合
5年の有効期限を過ぎてしまった場合、資格は失効してしまいます。
ですが認定試験を再受講し、合格することで再登録することが可能です。
更新時期が近づくと、登録された情報を元に通知があるため忘れずに確認をしましょう!
さらに求められる資格
健康意識が高まる日本社会では、今後『健康運動実践指導者』という資格がより多くの方の健康を支えるために様々な場所での活躍が期待できる資格といえますよね。
今後、健康に携わる仕事がしたい!と考える方には重要な資格であることに間違いありません。
スマートチェーンでは、指定運療法施設、健康増進施設を展開しており、健康運動実践指導者が活躍できる環境があります。
少しでも興味がある方は採用ページをご覧くださいませ。
健康運動実践指導者の単位になる健康増進施設セミナーが北海道で開催されます。
当セミナーのプログラムは、健康運動指導士及び健康運動実践指導者の登録更新に必要な履修単位として講義5.3単位が認められます。
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