砂糖依存症から抜け出す方法|管理栄養士マチコ先生のスマートコラム
砂糖依存症になっていませんか?
日々、ダイエット指導を行っていると「砂糖依存症」に陥っている人が非常に多くいます。
それが足かせとなって間食を止めることが難しく、ダイエットがうまく進まずにジレンマを抱えてしまうことに…。
まずは自分が砂糖依存症になっているかどうかを認識し、そこから脱却することを目指すことが大事です。
砂糖過多による心身への影響
砂糖はマイルドドラックと言われているほど依存しやすい性質があります。
甘い物の摂取が習慣化しやすいということ。
砂糖は血糖値が急激に上昇する代表的な食品。体内で血糖値は一定の値を保持するため、余った糖を中性脂肪にかえてエネルギー作りの予備燃料として蓄えられていきます。
血糖値の急激な上昇は、ホルモンのインスリンによって急激に下がります。これが“血糖値スパイク”と言われる血糖値の乱高下。
血糖値スパイクによって肥満ばかりか自律神経が乱れやすくなり、メンタルにも悪影響を及ぼしてしまいます。
毎日甘い物を欲し、それを抑制できずに食べてしまう人は心身の健康において要注意なのです。
人工甘味料を過信しない!
また人工甘味料の摂取が多い人も砂糖依存症に陥りやすくなります。
人工甘味料は、味が甘いのに血糖値が上がらないことに脳が満足せず、より甘い物を欲してしまいます。これが続くと甘い物の依存を断ち切れない状態に…。
「糖質ゼロ、カロリーゼロだから安心」と言って、人工甘味料が多い飲み物やお菓子などを摂取している人は気をつけた方がいいですね。
砂糖依存症の脱却は自分の意思が大事!
毎日甘い物を食べている人は、まず週に一回くらい自分の意思で甘い物を食べない日を設けることからスタートしましょう。
そして徐々に回数を増やしていきます。すると甘い物を食べない方が疲れにくい、イライラが減る、体が軽くなったなどなんらかの体調変化を感じてきます。
この感覚を感じたら甘い物を欲しにくくなり、砂糖依存症脱却も成功するでしょう。
おいしいスイーツは生活に潤いを与えてくれます。友達や家族と一緒に食べるとコミュニケーションツールにもなりますよね。
これはたまに食べるからいいのであって、毎日のように食べて病気になってしまったら治療食になり、スイーツもおいしい食べ物も食べられなくなってしまいます。
甘い物とは上手につき合っていくことが大切なのです。
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【 プロフィール】
- お食事のカウンセリングサロン「colan」代表
- 管理栄養士・料理家・コラムニスト
【 経歴 】
- 北海道北見市出身
- 天使女子短期大学(現 天使大学) 食物栄養学科 卒業
- 食事指導の企業で食事相談業務を行う
- 雑誌の編集者として取材、文筆業を行う
- 大手料理教室の料理講師として和洋中全般、美容に関する料理を教える
- 高齢者施設では栄養科長/管理栄養士として多くの実績を積む
- 現在はフリーランスの管理栄養士として活動中
- 2020年よりオンライン食事カウセリングを開始
- 2021年よりスマートチェーンでのオンライン食事指導を開始