とり過ぎていませんか？ 脂質｜管理栄養士マチコ先生のスマートコラム

うっかり脂質過多

日々ダイエット相談をしていると、ビジネスパーソンの揚げ物や脂っこい食品の多さに驚かされます。

唐揚げ弁当、ラーメン、牛丼やカツ丼、カレーライス、ハンバーガーとフライドポテトなど。これらをランチなどで食べている人ことが多いようです。

そして共通していることはどれも脂質がたっぷりな食べ物。

脂質は1g9キロカロリー。炭水化物やたんぱく質は1g4キロカロリーなので2倍以上のエネルギー量を持っています。

厚生労働省の基準では日本人の成人で一日の脂質のエネルギー比率は20〜30％以内となっています。

例えば、一日2,200キロカロリー摂取している人で言うと48〜73gになります。

食品の脂質含量を知ろう！

先に述べた食べ物の脂質を見てみると…

• 鶏の唐揚げ弁当　… 約40g
• みそラーメン　… 　約20g
• 牛丼（並）　… 約24g
• カツ丼　… 約33g
• カレーライス　… 約27g
• ハンバーガー1個　… 約25g
• フライドポテト　… 約15g

1回の摂取で一日の半分以上の脂質量になってしまいます。

脂質にも気を配ることがダイエットの鍵

脂質のとり過ぎは体脂肪となって蓄えられます。もちろん動脈硬化など生活習慣病の原因にも。

昨今は炭水化物ばかりを気をつけいる人が多く、脂質のことを忘れがちになっているように感じます。

また、糖質オフや高たんぱく質をうたっている食品は意外と脂質が多く含まれていることがあるので気を付けましょう。

食品を買う時に栄養成分表示を見て、脂質のとり過ぎにも気をつけることがダイエットの成功につながります。

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