特定保健指導を受けないとどうなるの？特定保健指導のメリットとデメリットまとめ
特定保健指導の通知はご自宅に届きます。
社会保険加入者の場合は会社や、直接電話で通知が来ることがございます。
急に通知があると「何をすればいいの？」と不安になってしまいますよね。
今回は特定保健指導とは何をするのか？受けるメリットやデメリットもご紹介します。
特定保健指導の通知が届いた方に、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
特定保健指導とは？
特定保健指導とは40~74歳までの社会保険・国民健康保険加入者を対象に行っているものです。
この特定保健指導はメタボリックシンドロームが生活習慣病の一因になっているという学説に基づき、該当者や予備軍を早期に見つけ出し、対象者に生活改善の指導を行います。
指導について
この特定保健指導はレベルに応じて、指導が異なります。
- 情報提供のみ
- 動機づけ支援
- 積極的支援
と、上記3つのレベルに分けられます。
この中で『動機づけ支援』『積極的支援』に当てはまる方が、特定保健指導の対象となるのです。
ではご自身がどのレベルに当てはまっているのかを調べてみましょう。
国保特定保健指導対象者チェック
用意するもの
- メジャー
- 健康診断結果
いかがでしたでしょうか？ご自身のレベルはどのくらいなのかを確認できましたか？
では特定保健指導のメリットとデメリットについてご紹介します。
特定保健指導を受けるメリット
特定保健指導を受けるメリットはあるのでしょうか？
生活習慣病の予防ができる
特定保健指導は生活習慣病の予備軍である方を対象に通知されます。
そのため、手前の段階で改善を行うことにより生活習慣病の予防ができます。
生活習慣病は、症状の進行に気が付かず生活を送り、将来的に動けなくなってしまう可能性もある病気です。
手遅れになってしまう前に改善をすることが重要です。
自分だけの方法を受けられる
さまざまな情報があふれる現代、自分に合った正しい方法を調べることは難しいですよね。
オーダーメイドの生活指導プランなどをフィットネスジムで見かけますが、2ヶ月間で100,000~300,000円と高額です。
管理栄養士や保健師など、国家資格を持ったプロに無料で指導が受けられるのです。
これほどお得なことはありませんよね！
ライフスタイルに合わせた指導が選べる
特定保健指導を行う機関によって指導方法や時間帯は異なります。
指導方法
対面指導方法であれば、その場所に通う必要があります。
電話やメールでの指導であれば、お仕事の合間に確認することができるので忙しい方に向いている指導方法です。
時間帯
対応している時間も機関によって異なります。
多くの機関は平日の日中帯に対応しているため、仕事の合間（休憩中）や休みをとらなければいけなくなってしまうことも…。
最近では夜間の対応を行っている機関もございますので、ご安心ください。
特定保健指導を受けるデメリット
実は『特定保健指導』と検索をしてみると、予測変換でネガティブなイメージが出てくることが多くあります。
それはなぜなのでしょうか？
電話がたくさん来る
ネガティブなイメージを調べてみると『電話がたくさん来る』ことが記載されていましたが、これは加入している保険の種類によって変わります。
一般的に社会保険に加入している方で特定保健指導の対象となる場合は、電話で特定保健指導のご案内があります。
国民健康保険に加入されている方は特定保健指導の通知書がご自宅に届くため、指定機関にご自身で電話をいする必要があります。
忙しいタイミングでの連絡は煩わしく感じてしまうこともあるかもしれませんが、特定保健指導の対象者（生活習慣病予備軍）になってしまっていることが原因です。
「面倒だな」と感じてしまう方は、特定保健指導対象から外れられるように生活改善を行っていきましょう。
生活習慣病の恐れ
デメリットの2つ目としてあげられることは、生活習慣病と診断されてしまうことです。
現在日本人の3人に2人が生活習慣病（がん・心疾患・脳血管疾患）が原因で死亡しています。
放置して生活を送ることで、最悪寝たきりの状態になってしまうことも少なくはありません。
何年も繰り返してきた生活習慣を一人で変えることは、相当難しいことです。
だからこそ！専門家の力を借りて、生活習慣の改善を行えるうちに行うことをオススメします。
特定保健指導通知が届いたら
特定保健指導の通知があった場合、ぜひライフスタイルに合った機関で特定保健指導を受けてみましょう。
「病院での指導は怖い…」と思われる方も中にはいらっしゃるかと思いますが、特定保健診断を行っている機関は病院でなくてもございます。
ぜひご自身の健康のためにも一歩踏み出してみましょう。
▼札幌市在住の国民健康保険加入者が対象の一覧まとめです。
特定保健指導は『無料』でプロの指導が受けられます。
実際に治療が入院が始まってしまえば、時間もお金もかかってしまいますし、好きなことができなくなってしまったりと良いことは全くありません。
今のうちに特定保健指導を受けて生活習慣の改善を行いましょう。
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