【なかなかダイエットが成功しない方…】取り組む前の「０段階」ご存じですか？
近年世界的に影響を及ぼした新型コロナウイルス。
様々な行動制限が課せられた中、お家時間が増え体重の増加・運動不足に陥った方は少なくはないでしょう。自宅でスマホを見ながらトレーニング...と一度は試みるも、長くは続かないなんてことも…。
“ダイエットは何度かチャレンジしているけど成功しない...”
“一度は痩せるけど継続できない...”
この記事では、なかなかダイエットが成功しない方へ向けた事前に行う痩せやすい体質作りと、痩せた体を維持するための正しい実践方法について詳しくご紹介していきます。
食事“だけ”で痩せることは可能？ダイエットの正しい知識
ダイエットを行うにあたって食事制限をすることは効果的な方法なのでしょうか？
食事制限“のみ”は効果的ではない
結論からお伝えしますと、食事制限“のみ”でのダイエットではあまり効果は期待されません。理由の一つとして、必要なエネルギー源となる炭水化物・タンパク質など摂取しなくなることで、基礎代謝が下がってしまい日常で消費するカロリーが減少してくる...といった悪循環に繋がります。
ただ、食事面をしっかりと管理し、併せてトレーニングを行っていくことでより効果的なダイエットが実現可能となっています。
ダイエットには様々な種類があり、
〈食事面〉糖質制限、脂質制限、炭水化物抜きダイエット、ファスティング...
〈運動面〉筋トレ(無酸素運動)、有酸素運動...
このように数多く存在しています。食事と運動どちらに偏るのではなく、二つを組み合わせることにより理想の姿に近づくことが出来ます。
しかし、急に食事を管理するにはなかなかハードルが高く、中には挫折する方も...
“体質改善”で痩せやすい体を作る
ダイエットを始めよう!!と試みても、やはり日頃の生活習慣を変えることはなかなか厳しいもの。いざ、糖質制限や炭水化物抜きダイエットを行ってもおもったように痩せない方にはこんな理由がありました。
“腸内環境が汚れている”
腸は“第二の脳”と呼ばれるくらい大切な臓器であり、腸が健康になると病気が治るという医師も存在するほど注目されています。食べた物は腸内で90％吸収され、血液によって細胞まで運ばれていきます。しかし、吸収する腸内が汚れていると血液がドロドロになりむくみや冷え性、代謝が悪くなり痩せにくい体質になってしまいます。その状態で細胞にまで辿り着いてしまうと、肌荒れや髪の毛の潤いがなくなりパサパサする...といった悪循環に陥ってしまいます。
このように、腸内環境が汚れていることは体に多くの悪影響を及ぼします。体を綺麗に保つためには“０段階”として腸内環境を綺麗に整えることにより、ダイエットも効率的に行うことが可能となってきます。
ダイエットにおけるファスティング…とは？
前述では、痩せやすい体質を作るために腸内環境を整えることが大切とお伝えしました。では、実際に腸内環境を整えるためにはどのようなことに取り組めばいいのでしょうか。
ここでは、痩せやすい体質へ改善するためのファスティングについてご紹介いたします。
Step０：ファスティングを知る
多くの方はファスティングという言葉を耳にしているが、実際にどんなものかはよく知らないというのが大半。実際にはどういったものなのでしょうか。
ファスティングとはいわゆる“断食”というものです。今回ご紹介するものは、一切食べ物を口にしないという断食ではなく、必要な栄養素を摂取しながら腸内環境を整えるものとなっています。
”断食”ではなく、酵素ファスティングの理由
“断食”と聞くと一切食事が摂れないためとにかくキツイ...というイメージをお持ちの方は少なくないはず。その原因の一つに、準備期・実施期・回復期をしっかりと定めておらず、胃酸が中和されず胃の粘膜を傷つけて腸まで運んでしまっていることが体の不調に繋がっています。それに比べ酵素ファスティングの場合は、しっかりと期間を定め体のエネルギー源となる栄養素を摂取できるため、胃を傷つけることなく腸内環境を整えることができます。また、ファスティングを実施することによって、細胞のデトックスによるお肌のトーンアップや慢性便秘の改善が期待されます。これらが、酵素ファスティングを行うメリットといえます。
Step１：酵素とは？
前述で何度か出てきた“酵素”とはそもそもなんでしょうか。実は...
人間の体内で起こる消化や脂肪燃焼のスピードを速めてくれる物質
となっています。具体的には、バッテリーのような役割を果たしており、バッテリーがなければガソリンが燃えないように、酵素がなければタンパク質や糖質、脂質も変化せず栄養素としては働くことができません。そのため、酵素は人間の体にとって生命活動を維持してくれている重要な栄養素となっています。
Step２：酵素ドリンクとは？
酵素は体内におけるバッテリーのような役割をもって働いていますが、具体的な働きとしては2つ挙げられます。それは、代謝と消化です。
よく耳にする代謝ですが、人間が本来備わっている基礎代謝が高い人ほど脂肪燃焼や筋肉の修復として働いてくれるため、痩せやすい体質となっています。反対に、基礎代謝が低い人ほど脂肪燃焼などの働きが悪くなり、燃焼されなかったものが中性脂肪となり体に蓄積されていくのです。
次に、食事をしたら必ず体内で行われる消化。摂取した食材を、体内で利用するのに適した形に分解していきます。毎食後に必ず行われるため、時間を掛けて常に働き続けている状態となっています。
このように、酵素の働きは2つに分けられます。ですが、酵素は代謝と消化両方に働きかけることが出来ず、消化をメインに働いてしまいます。代謝に働きかける酵素が少なくなるとどんどん痩せにくい体質になってしまうのです。そこで、取り入れていただきたいのが酵素ファスティングです。食事を摂らないことで消化を休め、必要な栄養素は酵素ドリンクから摂取します。更に酵素を活性化させることにより、良い状態で代謝に働きかけることが可能となっていきます。
酵素ドリンクは栄養素を摂取しながら腸内環境を整えることができるため、痩せやすい体作りに最適といえます。
Step３：ファスティングの実施例
ここまで、酵素ファスティングを実施する目的として腸内環境を整え、痩せやすい体質に改善していくまでの過程をお伝えさせていただきました。では、実際のファスティングの実施方法についてお伝えいたします。
〈初級者向け〉週末ファスティング
週末1日間を利用して実施できる初心者向けプログラムです。準備期の2食は通常食、1食は代替食として酵素ファスティングにおける“アシスト食”で胃腸に負担をかけずに整えていきます。実施期は、1日酵素ドリンクで過ごし胃腸の消化を休めます。回復期の1食は酵素ドリンク、2食は代替食で少しずつ食事を取り入れていきます。
〈中級者向け〉集中3日間ファスティング
3日間で短期間に結果を追求したい方向けの集中3日間プログラムです。3日間は3食とも酵素ドリンクに置き換えて過ごします。準備期・回復期を2日間取ることで、胃を傷つけることなくファスティングを実施できます。
ここまでファスティングについて初級者向け・中級者向け2パターンのご紹介をいたしました。実施中は1日あたり1〜2Lの良質な水を10回以上こまめに分けて飲んでください。より高い効果を追求している方には、中級者向けがオススメです。
1日食事を抜くのは難しい…
“夜は家族みんなで同じ食事を摂るため変えるのは厳しい…”
“そもそもそこまで出来る自信がない…”
そういった方には、朝ファスティングがオススメです。
＜朝ファスティング＞
朝のみ酵素ドリンクに置き換えるプランです。昼夜は通常食ですが、食前にトリプルカッター・食後にフローラバランスを飲むことでお食事のサポートをしてくれます。夜は20時までに食事を終えることで、12時間胃腸の消化を休めます。
上記で出てきた〈トリプルカッター〉とは…
脂質・炭水化物・糖質の吸収を抑える効果があります。食物繊維を多く含んだ素材を配合しているため、食前に飲むことで食べ過ぎを防止してくれます。
更に、食後に〈フローラバランス〉を飲むと…
発酵食品の植物性乳酸菌を使用しており、チーズやヨーグルトなどの動物性乳酸菌と比較して、強い乳酸菌と言われています。乳酸菌サプリメントで消化のサポートをしてくれます。慢性便秘などでお悩みの方にはぜひ、利用していただきたいものとなっております。
このように、ファスティングには様々なプランがあります。
その他にも、
・48時間ファスティングプラン
・パーフェクト14日ファスティングプラン
・2週間ファスティングプラン
などもあります。まずは、ご自身の目的に沿ったプランで試してみてはいかがでしょうか。
Step4：痩せた体を維持するための方法
ここまで、痩せやすい体質になるために腸内環境を整える酵素ファスティングについてお伝えいたしました。土台が出来上がったため、次は痩せた体を維持する方法についてご紹介いたします。
酵素は消化の負担がかかるものに浪費してしまいます。酵素の働きを消化から代謝へ効率よく使用するために、酵素の消費の負担を少なくする食品、反対に負担を多くする食品をいくつか見ていきましょう。
＜OKフード＞
①酵素の豊富な生野菜・生果物
→大根、きゅうり、セロリ、りんご、レモン、バナナ、パイナップル…
②酵素の豊富な発酵食品
→味噌、納豆、ぬか漬けの漬物、キムチ、ピクルス…
③雑穀やそばなどの低GI食品
→玄米、雑穀ごはん、ライ麦パン、全粒粉パン、そば…
④短鎖脂肪酸
→ワカメ、昆布、ひじき、梅干し…
⑤良質な油
→亜麻仁油、エゴマ油、ごま油、玄米油…
これらが、痩せた体を維持するために積極的に摂ってほしい食材となっております。酵素は消耗されていくため、OKフードでしっかりと補充していく必要があります。
＜NGフード＞
①白砂糖
②食品添加物
→ハム、ソーセージ、ベーコン、ちくわ、かまぼこ、バター…
③肉（動物性タンパク質）
→体に良い栄養素もたくさん含まれているため、200g以内で摂取
④白米やうどんなどの高GI食品
→マカロニ、中華麺、バターロール、みたらし団子、チーズケーキ…
⑤過酸化脂質やトランス脂肪酸
→時間が経った干物のフライ、天かす
⑥生の植物の種
→みかん、スイカ、ブドウ、梨、
ここで、うっかりNGフードを摂取してしまったら努力が台無しになってしまいます。OKフードを意識して取り入れていくことにより、痩せた体を維持していくことが可能となっていきます。
まとめ
ダイエットに向けたファスティングにおける痩せやすい体質作り、痩せた体を維持する方法について詳しくご紹介してきました。
“とりあえず”で実施していた食事制限から、“要領を得た”やり方に変えるだけで今後の体に少しずつ変化が出てくるはずです。体重や体脂肪の数字の変化だけでなく、体の軽さや清々しさ、ターンオーバーなど体の中の変化も実感できます。
ダイエットを正しく実践し、変化を得られることでモチベーションもアップすることでしょう。まずは無理なく、ご自身の体にあったプログラムで実施してみましょう。
併せて、筋肉をつけていくことで基礎代謝も上がり痩せやすい体作りが実現可能となっています。痩せた体を維持していくためには、お食事だけではなくトレーニングも必要です。
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